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(礼儀作法を心得ているが実践しない)昔身に着けていた礼儀作法を今ではどれほど無価値だと思っているかが、見えてきたんですよ。《…略…》まだコースがすべて運ばれていないのに席を立ってトイレへ行ってしまう、そのおばあさんの後ろ姿に、私は崩れかけた神殿の跡を見たんです。
綿矢 りさ / 仲良くしようか「勝手にふるえてろ (文春文庫)」に収録 ページ位置:81% 作品を確認(amazon)
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マナー・エチケット・礼儀作法
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前後の文章を含んだ引用
......に立つときに膝に広げていたナプキンを椅子に捨て置くときの、ナプキンへの無関心ぶりに、彼女が昔からいかにこのような場所で食事してきたか、どれだけ飽き果てているか、昔身に着けていた礼儀作法を今ではどれほど無価値だと思っているかが、見えてきたんですよ。 モナリザの絵画は、モナリザは精密に書きこんであるけれど、背景はどこか適当ですよね? でもあのぼんやり浮かんだ背景こそが、モナリザの内面を表している。まだコースがすべて運ばれていないのに席を立ってトイレへ行ってしまう、そのおばあさんの後ろ姿に、私は崩れかけた神殿の跡を見たんです。 私は食事作法や礼儀作法を知っています、外に出たときに恥ずかしくないようにと両親に教えこまれたからです。あまりうまくできませんが、形の良い微笑みがどんなか、感じ......
単語の意味
後ろ姿・後姿(うしろすがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
後ろ姿・後姿・・・後ろから見た姿。後ろ手(うしろで)。
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
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一度も振り返ることなく立ち去っていった。
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