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目の前の霧の中に、家の形の大きな黒いものがあらわれました。嘉助はしばらく自分の目を疑って立ちどまっていましたが、やはりどうしても家らしかったので、こわごわもっと近寄って見ますと、それは冷たい大きな黒い岩でした。
宮沢賢治 / 風の又三郎 ページ位置:51% 作品を確認(青空文庫)
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霧・かすみ・もや ぼんやり見える
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前後の文章を含んだ引用
......る時は、どこかで何かが合図をしてでもいるように、一面の草が、それ来たっとみなからだを伏せて避けました。 空が光ってキインキインと鳴っています。 それからすぐ目の前の霧の中に、家の形の大きな黒いものがあらわれました。嘉助はしばらく自分の目を疑って立ちどまっていましたが、やはりどうしても家らしかったので、こわごわもっと近寄って見ますと、それは冷たい大きな黒い岩でした。 空がくるくるくるっと白く揺らぎ、草がバラッと一度にしずくを払いました。 (間違って原の向こう側へおりれば、又三郎もおれも、もう死ぬばかりだ。)と嘉助は半分......
単語の意味
怖怖・恐恐(こわごわ)
暫く・姑く・須臾(しばらく)
怖怖・恐恐・・・びびりながらする。おそるおそる。
暫く・姑く・須臾・・・1.長いと感じるほどではないが、すぐともいえないほどの時間。ちょっとの間。一時的。
2.ちょっと待った!
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