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君の手にはソロモンの十字架がある。それは一生家を持てない手相
梶井基次郎 / ある崖上の感情 ページ位置:4% 作品を確認(青空文庫)
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うろつく・さ迷う・放浪する
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前後の文章を含んだ引用
......ことがあるんだが、放浪、家をなさないという質 に生まれついているらしいんです。その友達というのは手相を見る男で、それも西洋流の手相を見る男で、僕の手相を見たとき、君の手にはソロモンの十字架がある。それは一生家を持てない手相だと言ったんです。僕は別に手相などを信じないんだが、そのときはそう言われたことでぎくっとしましたよ。とても悲しくてね――」 その青年の顔にはわずかの時間感傷の色......
単語の意味
手相(てそう)
手相・・・手の平に刻まれている筋の形相(=ようす)。見る人が見れば、その人の運勢が分かるという。
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城下をうろついている犬みたいな浪人
吉川英治 / 無宿人国記
人間である百合枝は絶滅間際の怯えた恐竜のように、山の中をこうしてうろうろとかくれ場所を探している。
大庭みな子 / 啼く鳥の amazon
ふらふらと部屋から部屋へ漂うようにさまよい歩く
筒井 康隆 / 家族八景 amazon
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おまえを眺めていると次から次、過去が見えてくる
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
巫女のようにおごそかに託宣を下す
阿刀田 高 / 恐怖コレクション amazon
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人体の生け贄として偶像を供えるような血腥(なまぐさ)い野蛮な儀式
ダニエル・デフォー / ロビンソン・クルーソー amazon
(教祖が殺されても隠蔽され活動し続ける宗教団体)「頭を切られてもそれとは無関係に動き続ける蛇と同じだ。頭がなくても、どっちに進めばいいのかちゃんとわかっているんだ。その先のことはなんとも言えない。しばらくしたら死ぬかもしれない。あるいは新しい頭を生やすかもしれない」
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 amazon
白い羽根をシダのように垂れさげている
林芙美子 / 新版 放浪記
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