好物の炭焼ビフテキも、ゴムを噛むような気がした。
岩田 豊雄 / 沙羅乙女「獅子文六作品集〈第4巻〉沙羅乙女・信子 (1958年)」に収録 作品を確認(amazon)
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ステーキの味、おいしさを伝える表現・描写(肉料理・加工品のカテゴリ)の一覧 ランダム5
一切れがハガキ半分ほどの大きさで、厚さも一センチに近い。それが箸の重さだけですっと切れる。焼く香りと、噛んだときの甘みがなんとも言えず、気がつくとあっという間に二人前は平らげている。
佐藤隆介・近藤文夫・茂手木雅章 / 池波正太郎の食卓 amazon
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焼き鳥は、箸を使わないで食べる。 串を右手に持って、先端の肉を、まず上下の歯ではさむ。 はさんだのち、右手を横に引いてズリズリと肉片を串からはずす。 ここに一種の遊技性と野性味がある。 これも焼き鳥の魅力の一つである。 もし焼き鳥が、串に刺さないで、バラバラのまま食べるという様式の歴史をたどってきたならば、今日の栄光はなかったに違いない。 串に刺す、という一点で、焼き鳥は今日の栄光を勝ち取ったのである。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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