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東京ではもう桜も木蓮も散り、楓が若葉を拡げはじめていた。
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:36% 作品を確認(青空文庫)
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晩春・初夏
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前後の文章を含んだ引用
......者達の、大きく重なり合った影法師が板敷を這い、板戸の上で揺れながら延びたり縮んだりする。生活全体が、その仏壇のように古風な伝統にみちていた。  彼女達が帰った時、東京ではもう桜も木蓮も散り、楓が若葉を拡げはじめていた。  伸子は、ある日、片手で着物の裾をつまみながら、如露じょろで部屋の前に水撒きをしていた。  天気つづきの上、彼女の部屋のまわりは、建増しの時地肌を荒されたので、乾きよう......
単語の意味
若葉(わかば)
若葉・・・芽を出したばかりの葉。とくに、初夏の木々のみずみずしい葉。新葉(しんば)。
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