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(レコードに録音されたクラリネットの演奏)ほら、よく聴いて。まず最初に、小さな子供が発するような、はっとする長い叫び声があるの。驚きだか、喜びのほとばしりだか、幸福の訴えだか。それが愉しい吐息になって、美しい水路をくねりながら進んでいって、どこか端正な人知れない場所に、さらりと吸い込まれていくの。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 2 作品を確認(amazon)
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単語の意味
迸る(ほとばしる)
端整・端正(たんせい)
吐息(といき)
叫ぶ・号ぶ(さけぶ)
迸る・・・(液体が)勢いよく吹き出る。飛び散る。強く流れ出る。
端整・端正・・・1.(「端整」「端正」共に)姿や形や動作などが正しくてきちんとしていること。また、そのさま。
2.(「端整」のみ)顔だちが美しく整っていること。また、そのさま。
「端」は「形や姿勢がきちんと整っている」さまをあらわす字。
2.(「端整」のみ)顔だちが美しく整っていること。また、そのさま。
「端」は「形や姿勢がきちんと整っている」さまをあらわす字。
吐息・・・落胆したり、緊張がゆるんだりしたときに思わず吐く、大きな息。ため息。
叫ぶ・号ぶ・・・1.何かを訴えるために、大きな声を出す。大声を発する。大声で言う。
2.世間に向かって強く主張する。強く訴える。
2.世間に向かって強く主張する。強く訴える。
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折にふれての心を吹く。魂を遊ばせる。
吉川英治 / 八寒道中
蒼い顔をした少年がハモニカを吹いていた。それはなにかお詫びでもしてるようなたよりない音色で
石坂 洋次郎 / 暁の合唱 (1954年) amazon
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(音痴)君には困るんだがなあ。表情ということがまるでできてない。怒 るも喜ぶも感情というものがさっぱり出ないんだ。それにどうしてもぴたっと外の楽器と合わないもなあ。いつでもきみだけとけた靴 のひもを引きずってみんなのあとをついてあるくようなんだ
宮沢賢治 / セロ弾きのゴーシュ
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担いだ竹が、尻尾のように葉音を鳴らしながらついて来る
伊集院 静 / 三年坂 amazon
やることがないので彼はケータイを開き、最近気にしているブラッククワイアの曲を初めてダウンロード、再生してみた。家具の少ない四畳間に、シャリシャリした音が響く。
羽田 圭介「ミート・ザ・ビート (文春文庫)」に収録 amazon
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(バットに見立てた)擂粉木をやっと振り上げて、これを敲 き返す。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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