TOP > 感覚表現 > 音の響き > こだま・やまびこ・反響する
夢野久作 / ドグラ・マグラ ページ位置:1% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
こだま・やまびこ・反響する
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......れず、出ようにも出られぬ恐怖に包まれて、部屋の中央 に棒立ちになったまま喘いでいた。 ……ここは監獄か……精神病院か……。 そう思えば思うほど高まる呼吸の音が、凩 のように深夜の四壁に反響するのを聞いていた。 そのうちに私は気が遠くなって来た。眼の前がズウ――と真暗くなって来た。そうして棒のように強直 した全身に、生汗をビッショリと流したまま仰向 け様 ......
単語の意味
深夜(しんや)
深夜・・・真夜中。夜更け。深更(しんこう)。
ここに意味を表示
こだま・やまびこ・反響するの表現・描写・類語(音の響きのカテゴリ)の一覧 ランダム5
夢野久作 / ドグラ・マグラ
言葉が耳の中でシンバルの連打のように響く
勝目 梓 / 日蝕の街 amazon
このカテゴリを全部見る
「音の響き」カテゴリからランダム5
人の息や足の震動、服の擦れる音や洟を啜る気配も聞き洩らさないつもりで、じっと耳を澄ました。呼吸を感じ取ろうとする。杉の木肌から水分が滲み出る音でさえ、感じ取るつもりだった。皮膚が鋭敏になり、耳が冴える。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
ル、ルン。 黒い電話機がベルを鳴らした。
阿刀田 高 / 狂暴なライオン「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
音の響き の表現の一覧
感覚表現 大カテゴリ