TOP > 人物表現 > 思考・頭の中の状態 > 我に返る・意識が戻る
頭がはっきりして来るとともに、今まで切り放されていたすべての過去があるべき姿を取って、明瞭 に現在の葉子と結び付いた。
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:66% 作品を確認(青空文庫)
この表現が分類されたカテゴリ
我に返る・意識が戻る
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......られて青空の中に動いていた。「あれが検疫官のいる所なのだ」そう思った意識の活動が始まるや否や、葉子の頭は始めて生まれ代わったようにはっきりとなって行った。そして頭がはっきりして来るとともに、今まで切り放されていたすべての過去があるべき姿を取って、明瞭 に現在の葉子と結び付いた。葉子は過去の回想が今見たばかりの景色からでも来たように驚いて、急いで眼窓 から顔を引っ込めて、強敵に襲いかかられた孤軍のように、たじろぎながらまたソファの上に臥倒 ......
単語の意味
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵(すがた)
姿・形・容・態・躰・體・軆・骵・・・1.身体の形。からだつき。人のからだの格好。衣服をつけた外見のようす。
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
2.身なり。容姿。
3.目に見える、人の形。人の存在。
4.物の、それ自体の形。物一つ一つの全体的な印象。
5.物事のありさまや状態。事の内容を示す様相。
以下の文字は訓読みで、「すがた」と読める。
[形・容・態・躰・軆・體・骵]
ここに意味を表示
我に返る・意識が戻るの表現・描写・類語(思考・頭の中の状態のカテゴリ)の一覧 ランダム5
「おい、立花、焦げてるぞ」 江原がいい、立花の思考はそこで中断すると、そのままこのやりとりから頭は離れていった。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
宮本百合子 / 伸子
このカテゴリを全部見る
「思考・頭の中の状態」カテゴリからランダム5
夢みたいな思い込みかもしれない。
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 amazon
(仮説を立てるがうまくいかない)彼の思考はそこで行く手を阻まれ、つながれてきた仮説の糸は鋭い剃刀によってあっけなく断ち切られる。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
偉い絵画きになるという、祝福の予言
太宰治 / 人間失格
同じカテゴリの表現一覧
思考・頭の中の状態 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ