疲れと酔いでなかば朦朧としている
この表現が分類されたカテゴリ
酒に酔う・酔っ払う
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
no data
単語の意味
朦朧(もうろう)
朦朧・・・意識や視界、意味などがハッキリしないさま。ボーっとしていて、クリアでないさま。おぼろげなさま。ぼんやり。
ここに意味を表示
酒に酔う・酔っ払うの表現・描写・類語(その他の気分のカテゴリ)の一覧 ランダム5
酒で赤黒くなった日焼けした顔
野間 宏「真空地帯(新潮文庫)」に収録 amazon
彼は、ウォッカで酔ってゆく時の 角度 を愛していた。素潜りのように、深い酩酊の 淵 に向けて、まっすぐ一直線に沈んでゆく。途中の道行きは澄んでいて、言葉は決して追いつかず、風味でさえ、振り返った水面に遠く輝く光のようだった。 二杯を立て続けに飲んだところで、彼はようやく日常から完全に遠ざかって、その底の孤独にまで達した。投げ出された人形のような無意志的な動きで、リラックス・チェアの背に体を 凭 せた。そうしてしばらく、首の傾いたままのその姿勢で陶然としていた。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
自分はまるで前後のわきまえをなくしていた。
梶井基次郎 / 泥濘
「どぶろく」の酔いが空いている腸の中へ喰い入るようである。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 amazon
このカテゴリを全部見る
「その他の気分」カテゴリからランダム5
「何も考えていない。」と彼は即座に打ち消していたが、彼の口調は決して否定的なものではなく、むしろ、それを認めていることを示すようなものであった。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
同じカテゴリの表現一覧
その他の気分 の表現の一覧
感情表現 大カテゴリ