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折れた鉛筆のように、女達は皆ゴロゴロ眠っている
林芙美子 / 新版 放浪記 ページ位置:28% 作品を確認(青空文庫)
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眠っている姿
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前後の文章を含んだ引用
......ゃ場銭も払えない。」 十子は汚れたエプロンを胸にかけて、皆にお土産の甘納豆をふるまっている。 今日は月の病気。胸くるしくって、立っている事が辛い。 (十月×日) 折れた鉛筆のように、女達は皆ゴロゴロ眠っている、雑記帳のはじにこんな手紙をかいてみる。――生きのびるまで生きて来たという気持ちです。随分長い事会いませんね、神田でお別れしたきりですもの……。もう、しゃにむに......
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眠っている姿の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
およそ人間において何が見苦しいと云って口を開けて寝るほどの不体裁はあるまいと思う。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
目蓋を閉じた表情は安らかでさえあり、深い夢の世界をさ迷っているようだった。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
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ひどく疲れていたし、ほんとうに夢を見る元気さえなかったのだ。
村上春樹「スプートニクの恋人 (講談社文庫)」に収録 amazon
彼女の眠いうっとりした耳に、入混った汽笛が届いた。
宮本百合子 / 伸子
小さな日だまりの中で短く眠った。夢も何もない、純粋な空白を思わせる眠りだった。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 3 amazon
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