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蚕が桑の葉を食っているような音を立てて、魂がすりへらされてゆく
林 芙美子 / 晩菊・水仙・白鷺 作品を確認(amazon)
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生命の尊さ、大切さ・生命力
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単語の意味
蚕(かいこ)
蚕・・・カイコガの幼虫。普通、4回脱皮した後、白くて俵型の繭(まゆ)を作る。繭は絹糸の原料になるため、古くから養蚕(ようさん[=蚕を飼うこと])されてきた。野生では生活できず「飼い子」が名前の由来とされる。
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泥水の中でぴいぴい泣く捨て猫のように、邪悪で根源的な生命の力。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
人は皆、死の影の谷を歩いている
福永 武彦 / 草の花 amazon
蚕が桑の葉を食っているような音を立てて、魂がすりへらされてゆく
林 芙美子 / 晩菊・水仙・白鷺 amazon
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どうせ自分自身は電子か何かになって、箒星 のお先走りでも承 るつもりでいたし
夢野久作 / ドグラ・マグラ
私が死んでしまえば、誰よりもお母さんが困るのだもの……。
林芙美子 / 新版 放浪記
ついに肉体は無感覚で終わりました。
梶井基次郎 / Kの昇天
女の体は既に屍体の外観を現わし始めていた。息が沼から上る 瓦斯 のように、ぶつぶつ口から 洩れていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
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