沢は上流に行くにつれどんどん澄んでいく。
三浦 しをん「神去なあなあ日常 (徳間文庫)」に収録 ページ位置:3% 作品を確認(amazon)
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川
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前後の文章を含んだ引用
......しゃ食べてるばあさんだけになった。そのばあさんも、俺が降りる駅の一個手前でよろよろ降りていった。 バスだか電車だかわからないローカル線は、沢沿いの山腹を走った。沢は上流に行くにつれどんどん澄んでいく。こんなにきれいな川ははじめて見るなと思った。山は見る間に迫ってきて、とうとう山だと認識できないぐらいに山肌が接近した。 山々のまっただなかを電車で走ると、森を走......
単語の意味
沢(さわ)
沢・・・山に囲まれた、川の流れの始まりに近いの谷川。水が少したまった、草の生えている湿地。山中の川が流れている谷状地形。
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川の表現・描写・類語(水面・水中・水辺のカテゴリ)の一覧 ランダム5
横ともなく縦ともなく川波が随意に泡だつ
本庄 陸男 / 石狩川〈上〉 amazon
川がうねうねと勝手な方角に花の間を縫っている
伊藤 整 / 青春 amazon
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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム5
さわさわさわさわと波がしらのあわつぶが美しい音楽を残して消えていく
灰谷 健次郎 / 海になみだはいらない amazon
川水は勢いを削(そ)がれどんよりと悲しんでいるようにしばらく澱(よど)んで見せる
室生 犀星 / あにいもうと「あにいもうと・詩人の別れ (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
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