体を横たえるの表現・描写・類語(姿勢・ポーズのカテゴリ)の一覧 ランダム5
水から揚げられた魚のように、ただ荒い息だけして横たわっている
松浦 理英子 / 親指Pの修業時代 上 amazon
(横になって考える)毛布に身を埋ずめて黒い虚空を睨んだ。
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
まるで浜辺にうちあげられた人魚のようにしっかりとタオルにくるまったまま
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 amazon
寝転んで、天井を睨 んでいた
林芙美子 / 新版 放浪記
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「姿勢・ポーズ」カテゴリからランダム5
カニのように身を伏せながら
北川 正夫 / 苦力に変して―ソ満抑留記 (1983年) amazon
椅子に腰かけるのがきらいで、ソファの上にも田舎のおばさんよろしくちょんと坐ってしまう。
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
頭の中はまるで古新聞を丸めて押し込んだような気がする。眠りは浅く、いつも短かかった。暖房がききすぎた歯医者の待合室のような眠りだった。誰かがドアを開ける度に目が覚める。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
あれ、と思った時にはアスファルトに座り込んでいた。頭がぐんと重くなり、顔の筋肉が弛んだ。瞼が閉じてくる。夜空の藍色と杉林の黒が混じり、車道の無機質な灰色と合わさったかと思うと頭がその色で染まる。
伊坂 幸太郎 / グラスホッパー amazon
蒲団の中が温まってくると、竜夫はにわかに疲れを感じて目を閉じた。
宮本 輝 / 螢川「螢川・泥の河(新潮文庫)」に収録 amazon
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