道場に受身の音がつづき、その響きが池の面に縮緬のような波を立てた。
富田 常雄 / 姿三四郎 作品を確認(amazon)
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余韻・残響
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単語の意味
縮緬(ちりめん)
縮緬・・・縮ませて表面に細かいしわを作った絹織物。
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金属的な冷たい残響を耳の奥底に曳(ひ)く
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
のなつかしい声。よく通る高い声。まるで価値あるもののように余韻を残す。
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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日照りで乾いた大地が雨を吸い込むように、声が胸にヒタヒタとしみこむ
石坂 洋次郎 / 丘は花ざかり amazon
コンクリートの通路に足音が大きく響く。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
身が竦むほど静かなまま
吉田修一「悪人」に収録 amazon
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