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くだらぬ口論くちいさかいをするのだと思うと、どろの中でいがみ合う豚かなんぞを思い出して
有島武郎 / 或る女(前編) ページ位置:20% 作品を確認(青空文庫)
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痴話げんか・口論・言い争い
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前後の文章を含んだ引用
......しがしたんじゃで、わしが掃除しとく。かもうてくださるな、おいおしゅん――お俊というに、何しとるぞい」  とのろまらしく呼び立てた。おびしろはだかの叔母がそこにやって来て、またくだらぬ口論くちいさかいをするのだと思うと、どろの中でいがみ合う豚かなんぞを思い出して、葉子はかかとちりを払わんばかりにそこそこ家を出た。細い釘店くぎだなの往来は場所がらだけに門並かどなみきれいに掃除されて、打ち水をした上を、気のきいた風体ふうていの男女が忙しそうにし......
単語の意味
啀み合う(いがみあう)
豚・豕(ぶた)
啀み合う・・・互いに憎みあって、激しく争いあう。
豚・豕・・・イノシシ科の哺乳動物。猪を改良した家畜で、体はよく太り、鼻は大きく、先が平たい。肉は食用で、ベーコンやハムなどの加工食品にもなる。毛はブラシなどに加工される。
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(罵倒が)礫のようにそこを目懸けて飛んで行った。
前田河広一郎 / 三等船室「現代日本文学大系 (59)」に収録 amazon
石投げのようなけんか腰の討論が続く
小林 多喜二 / 蟹工船 一九二八・三・一五 amazon
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