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自分の声のひびきに、一種の不気味さを感じるほど、そこは静かである。
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:2% 作品を確認(青空文庫)
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静けさ・静寂
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......だろうな、およし」 「え、大丈夫」 「今のせきばらいは」 「延徳村の繭買まゆかいの爺さん」 「もうってしまったのか」 「ええ」  去年の落葉が堆肥たいひのように腐っている山の尾根だった。自分の声のひびきに、一種の不気味さを感じるほど、そこは静かである。  どこかでぼくぼくと土を掘る音がしていた。ひのきしまがすくすくと立って、春の空へ暗緑の傘をかさねている。音は、その奥の墓地の中から聞えて来るのだった。すきの音にちがい......
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