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左右の障子とふすまに添って、村の煙火師ばかり、老若およそ七十余名もいようか、黒々と居流いながれたありさま、鎌倉山のごとく綺羅星きらぼしではないが、なかなか物々しい評定ぶりである。
吉川英治 / 銀河まつり ページ位置:16% 作品を確認(青空文庫)
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前後の文章を含んだ引用
......って、奥の広間へ年順にずらりとかしこまるのである。  上席には、応援役、けん目付として藩から来ている五名の侍。  その脇の書院窓の所に、ちょこなんと、主人の兵助。  あとは、左右の障子とふすまに添って、村の煙火師ばかり、老若およそ七十余名もいようか、黒々と居流いながれたありさま、鎌倉山のごとく綺羅星きらぼしではないが、なかなか物々しい評定ぶりである。  兵助はもう六十に近い温容な山侍で、いつも胴服どうふくの背なかを丸くして、坐禅をくむように手を重ねたきりである。 「これで、そろうたようでございますが」  やがて、その兵助......
単語の意味
綺羅(きら)
綺羅星・煌星(きらぼし)
評定(ひょうてい・ひょうじょう)
綺羅・・・1.綺(あや、=あやぎぬ)と羅(うすぎぬ)。きれいな衣服。美しい衣服。
2.見た目が華やかなこと。うわべを飾り立てること。
綺羅星・煌星・・・美しく輝くたくさんの星。立派な人や明るいものが連なり並んでいるさまのたとえ。
評定・・・1.(ひょうじょう」「ひょうてい」と読んで)「評決」の古い言い方。評議(集まって相談すること)して定めること。多くの人が相談して事を決めること。会議。作戦会議。「小田原評定(おだわらひょうじょう)」
2.(ひょうていと読んで)物事の価値や品質などを評価して、ABCなどの段階や、批評の言葉で示すこと。
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陣形を組むようにして斜めに停車した。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
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