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明日の体力のゲージを貯めるために彼は眠る。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 ページ位置:91% 作品を確認(amazon)
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眠りに落ちる・寝つく
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......の夜を楽しく過ごしたい思いばかりが目の前にあるけれど、絃は毎日朝早くから働いているから夜のなかに潜む明日の朝の気配を、午後十一時半ぐらいからもう感じとっている。明日の体力のゲージを貯めるために彼は眠る。 明日のために眠る絃と今日を終わらせるために眠る私が、ベッドを共有し、眠りを伝染しあう。二人いっしょに小さなボートに乗って底の見えない苔で濁った湖を進む。たがい......
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眠りに落ちる・寝つくの表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
明日の体力のゲージを貯めるために彼は眠る。
綿矢 りさ「しょうがの味は熱い (文春文庫)」に収録 amazon
ことことと石段を降りるように寝入って行く
幸田 文 / おとうと amazon
駱駝 のように壁に 靠れて眠りこけました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
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「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
その朝私は、突然ぱっちりと目覚めた。はじめに目に飛びこんできたのは、カーテンのすきまから見える透明な夏空だった。今まで見ていた夢によく似たトーンのように思えた。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
この何日かの疲れが巨大な波のように突然彼に押し寄せてきた。そして血液の中を生ぬるいかたまりがゆっくりと巡った。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
(眠らされている女は)妖術をかけられている娘のようにも思われてくる。
川端 康成 / 眠れる美女 amazon
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