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感投詞を奉呈した。
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:8% 作品を確認(青空文庫)
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ほめる・絶賛・賞賛
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前後の文章を含んだ引用
......応対で気がつかなかったが、見ると彼の足の下には一切れ二銭三厘に相当する鮭の骨が泥だらけになって転がっている。「君不相変 やってるな」と今までの行き掛りは忘れて、つい感投詞を奉呈した。黒はそのくらいな事ではなかなか機嫌を直さない。「何がやってるでえ、この野郎。しゃけの一切や二切で相変らずたあ何だ。人を見縊 びった事をいうねえ。憚 りながら車屋の黒......
単語の意味
間投詞・感投詞(かんとうし)
間投詞・感投詞・・・感動詞と同じ意味。感動・応答・呼びかけなどをあらわす言葉で、「ああ」「やあ」「おい」「はい」「いいえ」「もしもし」などのこと。感嘆詞(かんたんし)や嘆詞(たんし)ともいう。
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ほめる・絶賛・賞賛の表現・描写・類語(喜びのカテゴリ)の一覧 ランダム5
博士はルートをほめるのに、労力を惜しまなかった。ほめている間に、どんどん時間だけが過ぎて、宿題が一向にはかどらなくても焦らなかった。ルートがどんなに愚かな袋小路へ入り込んだ時でも、川底の泥から一粒の砂金をすくい上げるように、小さな美点を見出だした。
小川洋子「博士の愛した数式 (新潮文庫)」に収録 amazon
「どれほど美しい薔薇とて、今宵のお嬢様の美しさの前では、色褪せて見えることでございましょう」
東川 篤哉 / 謎解きはディナーのあとで amazon
夏目漱石 / 吾輩は猫である
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「喜び」カテゴリからランダム5
冷たい壁に私の嗤 いがはねかえる。
林芙美子 / 新版 放浪記
「好き」カテゴリからランダム5
人間の性慾の刺戟を高める燃料ホルモン……俗に精力と称する内分泌の刺戟液
夢野久作 / ドグラ・マグラ
なにもかもがいつも通りで、めまいがした。時間が止まっているようだ。
よしもとばなな / まぼろしハワイ「まぼろしハワイ」に収録 amazon
「満足を伝える」カテゴリからランダム5
表面だけで物をいって
有島武郎 / 或る女
ぱちぱちと手を打つ音が静かな辺りに響き返って、日中に石を割る音のように聞こえる
内田 百けん / 冥途 amazon
彼は愛想も良く、豊田を慕っているようでもあった。けれどあれは、同じ仕事場の先輩後輩の関係があってこその、表面的なもの
伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
「感動」カテゴリからランダム5
女のかすかな溜息だった。近かった。やはり、息をひそめていたのだ。柔らかい吐息だった。
山田太一「飛ぶ夢をしばらく見ない」に収録 amazon
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