酔っているあいだの昂奮と誇張が不自然で大きいだけに酔いざめの味気なさは湿った砂を噛みしめるような気もちなのである。
尾崎 士郎 / 人生劇場 青春篇 作品を確認(amazon)
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酒に酔う・酔っ払う
退屈・うんざり・味気ない
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単語の意味
砂を噛む(すなをかむ)
味気無い(あじけない・あじきない)
砂(すな)
砂を噛む・・・まったく面白くない、という意味のたとえ。つまらない。味気ない。ニラを噛む。
味気無い・・・面白味や魅力がなくて、つまらない。味わいが少なく、風情に乏しい。
砂・・・岩石が細かくなったもの。岩が徹底的に砕かれたもので有機物が含まれていない。そのため、土(有機物が含まれる)と違って、植物は育ちにくい。砂場や砂漠に雑草が生えにくいのもこのため。
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死ぬかと思うくらい退屈
吉本 ばなな「アムリタ〈上〉 (新潮文庫)」に収録 amazon
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私の血脈だけが、キコンカコン歌時計のように活発に動いていたわ
石坂 洋次郎 / 若い人 (1966年) amazon
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伊坂 幸太郎 / ラッシュライフ amazon
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沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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