実践しようとすると、たちまち大きな壁にぶち当たる

万事が齟齬（ぐれはま）の、思うようにならぬ焦燥（もどかし）さは、地鞴（じだんだ）を踏むばかり

（四つのアリバイは、）四枚の岩盤の重なりのように崩しようがなかった。

一進一退

ここまでは来たけれど、ここから道が切れてしまった感じ

実践しようとすると、たちまち大きな壁にぶち当たる

（牛乳ビンから出られないハエ）飲みっ放しを日なたのなかへ置いておく。すると毎日決まったようにそのなかへはいって出られないやつができた。壜の内側を身体に付著した牛乳を引き摺（ず）りながらのぼって来るのであるが、力のない彼らはどうしても中途で落ちてしまう。

自分の見たいようにしかものごとを見ない。

違法ではないが、職業倫理に抵触しないのか。

（性犯罪）人間なんてものは、どれだけ聖人を気取っていようが、所詮、ツラの皮一枚剥がせばケダモノなのだと思い知る。とりわけ性犯罪は始末に負えない。