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肋骨の見えた痩せた飼犬が夕暮れのおぼろな影に石膏のような色を見せて
田村 俊子 / 木乃伊の口紅 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
夕方
犬
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単語の意味
朧(おぼろ)
朧・・・ボーっとしてはっきりしない。不確かなさま。
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
ポールの影は、夕陽が沈むにつれて淡く 混沌 と、競技場の芝生の中に 滲んで行きつつあった。
宮本 輝「道頓堀川(新潮文庫)」に収録 amazon
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犬の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(老犬)ほとんど足腰が弱り、散歩に連れ出してもすぐにばててしまうのだが、食欲は旺盛で頼もしい犬だった。哲学者然とした風貌も、久遠は気に入っていた。
伊坂 幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録 amazon
尾のない狐 に似た犬
芥川龍之介 / 偸盗
両耳がリボンのように広く垂れている
大原 富枝 / ストマイつんぼ (1957年) amazon
猟犬のような犬が、人間のようにじっとこちらをながめていた。
丹羽 文雄 / 顔 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
「夕焼けでさ、太陽が大きすぎて怖いときあるよね」
又吉直樹「劇場(新潮文庫)」に収録 amazon
あたりは静かで、世界中で目を覚ましているのは(私たち)二人きりのよう
五木 寛之 / 海を見ていたジョニー amazon
その白い羽根がある瞬間には明るく、ある瞬間には暗く見えだすと、長い北国の夜もようやく明け離れて行こうとするのだ。
有島武郎 / 生まれいずる悩み
凛とした静けさは、星のない重たげな空全体に広がり
季良枝 / 由煕 amazon
「地上の動物」カテゴリからランダム5
錆びた黒い水に蠑螈(いもり)が赤い腹を見せている
田山 花袋 / 田舎教師 amazon
犬が部落の 何処 かで火のついたように 吠えていました。
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
猫の鼻が冷たくてその毛皮が戸外の霜で濡れている
梶井基次郎 / のんきな患者
(鼠は)数えきれないほどたくさん集まり、甲高い声で小学校のようにさわぎつつ食事をしていた。
開高 健 / パニック「パニック・裸の王様 (新潮文庫)」に収録 amazon
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