棒のように立っている
岡本かの子 / 巴里祭 ページ位置:70% 作品を確認(青空文庫)
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立ち姿
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......は女を肩に靠 せながら男が白い紙を貼った額 を覗っている。鉄砲が鳴って女がぴくっとする刹那に額の白紙は破れて二人の写真が撮れているのだ。泣き出しそうな憂鬱な顔をして棒のように立っている運命判断の女。ルーレット球ころがし。その間にけばけばしい色彩で壁に淫靡 な裸体女と踏み躙 られた黒人を描いて、思わせ振りな暗い入口が五六段の階段の上についている食し ......
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両足を肩幅に開いて突っ立っている。注意深く見なければ気付かないほど微かではあるが、その身体が呼吸のリズムに合わせて絶えず左右に揺れている。これも十和子を苛つかせる陣治の癖のひとつだ。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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