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斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。
太宰治 / 走れメロス ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
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夕日・西日
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前後の文章を含んだ引用
......息が出て、夢から覚めたような気がした。歩ける。行こう。肉体の疲労恢復かいふくと共に、わずかながら希望が生れた。義務遂行の希望である。わが身を殺して、名誉を守る希望である。斜陽は赤い光を、樹々の葉に投じ、葉も枝も燃えるばかりに輝いている。日没までには、まだ間がある。私を、待っている人があるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。私は、信じられている。私の命なぞは、問題ではない。......
単語の意味
燃える(もえる)
斜陽(しゃよう)
燃える・・・1.物に火がつく。燃焼する。
2.気持ちが高ぶる。熱中する。
斜陽・・・1.夕日。夕方、西に傾いた太陽。斜めに差す夕日の光。
2.勢いのあったものが衰えること。衰退。
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