TOP > 人物表現 > 肌の印象 > 色黒・褐色・日に焼けた肌
体はよく日焼けしていたが、時間が経ったために少しくすんだ色に変わり始め、水着の形にくっきりと焼け残った部分は異様に白く、まるで腐敗しかけているように見えた。
村上春樹「風の歌を聴け (講談社文庫)」に収録 ページ位置:19% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
色黒・褐色・日に焼けた肌
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......光が女の体いっぱいに広がっている。彼女はタオル・カバーを足もとにまで押しやったままぐっすりと眠っていた。時折息づかいが激しくなって、形のよい乳房が上下に揺れる。体はよく日焼けしていたが、時間が経ったために少しくすんだ色に変わり始め、水着の形にくっきりと焼け残った部分は異様に白く、まるで腐敗しかけているように見えた。 煙草を吸い終ってから10分ばかりかけて女の名前を思い出してみようとしたが無駄だった。第一に女の名前を僕が知っていたのかどうかさえ思い出せない。僕はあきらめてあ......
単語の意味
体(からだ)
異様(いよう)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
異様・・・様子が普通とは変わっているさま。他とあまりに違っていて、変に思われるさま。
ここに意味を表示
色黒・褐色・日に焼けた肌の表現・描写・類語(肌の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
白いワンピースを着た。自分でもおそろしいくらいに日焼けしていて、とにかく白が映えるのだ。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「肌の印象」カテゴリからランダム5
すべすべになった肌に、湯を弾きとばすような勢いがある
山口 瞳 / 私本歳時記 amazon
同じカテゴリの表現一覧
肌の印象 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ