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初秋の二百十日過ぎ。
吉川英治 / 無宿人国記 ページ位置:83% 作品を確認(青空文庫)
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初秋
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前後の文章を含んだ引用
......とう、一角の姿を見出さなかった。  江戸らしい。どうしても。  あらゆる物証からも、六感からも、丈八はそう教えられて、日ごとに、江戸中を探していた。  初秋の二百十日過ぎ。――町には、祭りの提灯ちょうちん花車だし、シャンギリの音が――そして空には赤とんぼが、江戸の秋を染めている澄んだ日だった。 「御用っ」  左衛門橋を、ばらばらっと人が――声が飛......
単語の意味
初秋(しょしゅう・はつあき)
初秋・・・秋の初めごろ。新秋(しんしゅう)。陰暦7月の異名。孟秋。
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初秋の表現・描写・類語(秋のカテゴリ)の一覧 ランダム5
初秋の二百十日過ぎ。
吉川英治 / 無宿人国記
かすかな秋の先駆
梶井基次郎 / 城のある町にて
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一面の朱を注いだような邸の秋が、僕を包みこんだ。
浅田次郎 / 悪魔「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
年代相応に立派な銀杏の木が、古ぼけた四階建てのアパート群の足元に、乾いた落葉を敷きつめている。
浅田次郎 / ろくでなしのサンタ「鉄道員(ぽっぽや) (集英社文庫)」に収録 amazon
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