錯雑した枝と枝とは網の目になり壁になり軒になって
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 作品を確認(amazon)
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枝
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単語の意味
軒(のき)
錯雑(さくざつ)
軒・・・屋根の端の下にさがった部分で、建物の外壁より突き出ている部分。
錯雑・・・いろんなものが交じり合って、まとまりがないこと。錯綜(さくそう)。
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枝の表現・描写・類語(植物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
裁ち落とされた小枝の切り口の白さが、細かな花を散らしたように映る
高井 有一 / 夜の蟻 amazon
幹の中途からいきなり八方へ炸裂したように、苛立たしさ剥き出しの枝
古井 由吉 / 弟「古井由吉自撰作品 2 水/櫛の火 (古井由吉自撰作品【全8巻】)」に収録 amazon
(枯れた梢は)どこか、我々が通常樹木に感じる美感の 根柢 をなす、あの自然さを欠いていた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
(サルスベリの枝)曲がりくねった百の手を天に差し出す
福永 武彦 / 草の花 amazon
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風はなく、その枝は地面に向けてひっそりと垂れ下がっていた。とりとめのない思索に耽る人のように。
村上 春樹 / 1Q84 BOOK 1 amazon
綿毛のような猫柳の花
遠藤 周作 / 海と毒薬 amazon
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