収穫して半年蓄えたじゃがいもは甘味が増して、鍋でふかすと上の方が白くはじけて、栗を食べているようにホクホクした感じになる。この状態を北海道では「粉を吹く」というが、これにバターをつけて食べたらやめられない。
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じゃがいも
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単語の意味
甘味(あまみ・かんみ)
甘味・・・味覚のひとつで、あまい味。あまい食べ物。あまさの程度。
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(焼き芋)汚なづくりのおじさんが、汚なづくりの屋台を引っぱって歩きつつ、ときどき「いーしやーきいもー。早く来ないと行っちゃうよー」などと寝ぼけた声で放送しながら冬の木枯らしの中を歩いていくというイメージ
東海林さだお / コロッケの丸かじり amazon
ベッチャリしたさつまいもでも、じゃがいもより甘味があるので、喜ぶひともいた
石井 好子「巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
ぬくもりのあるねっとり甘い藷(いも)の粒子が、舌と口腔をくまなく塗りつぶすような味
檀 一雄 / リツ子・その愛 amazon
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