湯上がりの顔をテラテラ光らして
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:56% 作品を確認(青空文庫)
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湯上りの肌
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前後の文章を含んだ引用
......赤裸々の中には、また赤裸々の豪傑が出て来て他の群小を圧倒してしまう。平等はいくらはだかになったって得られるものではない。 帰って見ると天下は太平なもので、主人は湯上がりの顔をテラテラ光らして晩餐 を食っている。吾輩が椽側 から上がるのを見て、のんきな猫だなあ、今頃どこをあるいているんだろうと云った。膳の上を見ると、銭 のない癖に二三品御菜 をならべている。......
単語の意味
てらてら
てらてら・・・1.物の表面が脂ぎったように光っているさま。つやつや。
2.月や太陽などが光り輝くさま。
2.月や太陽などが光り輝くさま。
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夏目漱石 / 吾輩は猫である
野田のガウンがはだけたのを、背中にまわって直していると、湯上りのぬくもりが厚いタオル地を通してぬるい湯タンポのように伝わってくる。
向田邦子 / りんごの皮「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
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マシマロのように白っぽい
林芙美子 / 新版 放浪記
日焼けがたまらなく魅力的だ。まるでカフェ・オ・レの精みたいに見える。背中にかっこいい羽をつけて、スプーンを肩にかつぐと似合いそうだよ。
村上 春樹 / ダンス・ダンス・ダンス(下) amazon
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