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(紙で切る)紙できれて指にするどい痛みが走り人差し指の第二関節に細い血の線が浮かび上がる。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:89% 作品を確認(amazon)
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肌の傷・怪我
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前後の文章を含んだ引用
......がからみついてきて、足の先を激しく動かしてふり落とす。「どうしたの、樹理恵ちゃん」 そこらじゅうにだらしなく散らばっている女性誌の一つをつかみ上げて縦に裂いた。紙できれて指にするどい痛みが走り人差し指の第二関節に細い血の線が浮かび上がる。「いつまでこの家にいるつもりや、蓼食う虫かあほんだら」 ことわざを誤用したと頭の隅で気づいても破壊行動は止まない。テーブルの上に出しっぱなしのポテトチップスの袋......
単語の意味
人差し指(ひとさしゆび)
人差し指・・・親指のとなりの指。親指と中指の間の指。人を指差すときに使う指。人に指示するや、何かを指し示すときに使う指。英語で index finger。食指(しょくし)。塩舐め指・塩嘗め指(しおなめゆび)。第二指(だいにし、親指から二番目のため)。
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今、生まれたすり傷がいちめん赤く染まっていてくらっとした。
吉本 ばなな / 満月 キッチン2「キッチン (角川文庫)」に収録 amazon
鼻が石榴(ざくろ)のように赤く裂ける
真継 伸彦 / 鮫 amazon
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わたしもやはり疲れていたのだ。水を飲んだり、靴をはいたり、息をしたりするささやかな動作の一つ一つが、妙にぎこちなく重苦しかった。
小川洋子 / 冷めない紅茶「完璧な病室 (中公文庫)」に収録 amazon
彼女は何かにしっかり捉まりこの苦しい疲れる衝動を制したかった。
宮本百合子 / 伸子
椅子を回転させて体の向きをデスクに戻した時、頭の芯がグラッと揺れた気がした。 やはり風邪をひいたようだ。
横山 秀夫「クライマーズ・ハイ (文春文庫)」に収録 amazon
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