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ぬっと立っている相手の背丈 が、魔みたいな大きさに見えた
吉川英治 / 雲霧閻魔帳 ページ位置:75% 作品を確認(青空文庫)
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背が高い・長身
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前後の文章を含んだ引用
......できた。二、三度首を沈めて、 「おのれッ」 と、飛び上がると、雲霧は、 「蹴落すぞッ」 と叫んだ。 はっと、外記は、瓦へ寝た。 背に子を負って、大脇差を構えたまま、ぬっと立っている相手の背丈 が、魔みたいな大きさに見えたのだった。 「――義賊ともあるものが、神妙にせいッ。雲霧っ、名折れだぞ」 十手を、低く、つけたまま、外記は腹で、瓦を這った。一尺一尺と、無言でいる雲霧の刃の下へ。......
単語の意味
背丈(せたけ)
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