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烈しい秋の日が、六尺の障子 へ一面にあたって
夏目漱石 / 吾輩は猫である ページ位置:89% 作品を確認(青空文庫)
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室内に差し込む光
障子(しょうじ)・襖(ふすま)
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前後の文章を含んだ引用
......様子である。 「夜具の中から首を出していると、日暮れが待遠 でたまりません。仕方がないから頭からもぐり込んで、眼を眠 って待って見ましたが、やはり駄目です。首を出すと烈しい秋の日が、六尺の障子 へ一面にあたって、かんかんするには癇癪 が起りました。上の方に細長い影がかたまって、時々秋風にゆすれるのが眼につきます」 「何だい、その細長い影と云うのは」 「渋柿の皮を剥 いて、......
単語の意味
秋の日(あきのひ)
尺(しゃく)
秋の日・・・秋の一日。また、秋の太陽。秋の日は、暮れやすくて、慌(あわただ)しい。
尺・・・1.尺貫法での、長さの単位。寸(すん)の10倍、丈(じょう)の10分の1。一尺は30.3センチ。もともとは、手を広げたときの親指の先から中指の先までの長さを1尺といった。この長さは約18センチで、現在の尺の6割ほどの長さ。
2.1が転じて、ものさし。
3.1が転じて、丈(たけ)。
4.1が転じて、映画のフィルムやカットの長さ。
2.1が転じて、ものさし。
3.1が転じて、丈(たけ)。
4.1が転じて、映画のフィルムやカットの長さ。
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真黄いろに煤 けた障子
林芙美子 / 新版 放浪記
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林芙美子 / 新版 放浪記
妙に丁寧に、旅館の女将がふすまを閉めるときみたいに両手で窓を閉めた。
綿矢 りさ / 勝手にふるえてろ amazon
このアトリエ自体がパレットみたいだ。誰もが、自分の中にあるなけなしの表現すべきものをどうにかひねり出している。
朝井 リョウ / 僕は魔法が使えない「もういちど生まれる (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
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ソーダの瓶と菓子麺麭 の籠とが縞のエプロンの上で日の光を受け止めている。
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有島武郎 / 或る女
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