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娘が再び眼を上げて華やかな顔色に戻ったとき、室内はただ明るく楽しいことが、事務的に捗取はかどって行く宴座となった。けれども、娘は座中の奉仕を決して、義務と感ずるような気色は少しも見せず、室内の空気に積極的に同化していた。
岡本かの子 / 河明り ページ位置:68% 作品を確認(青空文庫)
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ポジティブな人の印象 明るい性格・陽気
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前後の文章を含んだ引用
......それは、もはや二度と誰もこういう方面に触る話をしようとするものはなくなったほど、周囲の人間に肉感的なもの、情慾的なものの触手を収斂しゅうれんさす作用を持っていた。それで、娘が再び眼を上げて華やかな顔色に戻ったとき、室内はただ明るく楽しいことが、事務的に捗取はかどって行く宴座となった。けれども、娘は座中の奉仕を決して、義務と感ずるような気色は少しも見せず、室内の空気に積極的に同化していた。  中老の詩人社長は、欄干の籐椅子とういすで、まだビールのコップを離さず、酔いに舌甜したなめずりをしていた。 「東北風を斜に受けながら、北流する海潮を乗り越えつつ、今や木下君の船......
単語の意味
気色(きしょく)
顔色(かおいろ・がんしょく)
奉仕(ほうし)
気色・・・顔色。表情。気持ち。気分。
顔色・・・1.顔の表面の色。血色。
2.気持ちを反映した顔のようす。顔つきにあらわれる感情や気持ち。顔つき。機嫌。
奉仕・・・1.仕え奉る(つかえたてまつる)こと。謹(つつ)んで仕えること。献身的に人や国家、社会のために尽くすこと。「奉(たてまつ)る」は「やる」「おくる」を目上の人に敬意をあらわして言った表現。
2.1が転じて、商人が安い値段で商品を売ること。サービス。
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赤貧は彼をいっそう磨き上げる刺激となり、彼の目から見ると、世俗的な財産は、彼の人格にとって 足枷 に映る。
新渡戸稲造 訳:岬龍一郎「いま、拠って立つべき“日本の精神” 武士道 (PHP文庫)」に収録 amazon
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