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(睨み合う)視線が火花を散らした。ふと私はどこかで見た、龍と虎が決闘している、かけ軸の絵柄を思い出した。
金沢 優「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」に収録 ページ位置:92% 作品を確認(amazon)
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睨む・怒りの目つき
目が合う・見詰め合う・視線がぶつかる
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前後の文章を含んだ引用
......イッと出て、「お前か? 人類史上worstのクソ教師って奴は? 汚い面だな」 阿蘇先生は「何ィ?」と、恐ろしい形相で学院長さんを睨んだ。 学院長さんと阿蘇先生の視線が火花を散らした。ふと私はどこかで見た、龍と虎が決闘している、かけ軸の絵柄を思い出した。すごい闘いになりそうだ。「お前、私の教え子が試験で不正をしたと思っているのか?」 え? どういうこと? 教え子って? 阿部君が? そういえば、先程「お師匠様」っ......
単語の意味
視線(しせん)
虎(とら)
視線・・・目と、目が見ようとしているモノとを結ぶ線。目が見ている方向。見つめている方向。
虎・・・1.ネコ科の哺乳動物の中で最大の種。背中から腹にかけて黄色の地に黒い縦縞(たてじま[=頭と尾を結ぶ線に対して、直角に交わる縞模様])がある。口が大きく、鋭い牙と爪を持ち、眼光が鋭い。アジア地域では、強さや恐ろしさの象徴。肉食で、単独で狩猟を行う。皮は敷物などに用いられたが、乱獲され、現在では各地で保護されている。
2.俗に、酔っぱらいのこと。
2.俗に、酔っぱらいのこと。
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その目が合った一瞬のあまりの短さゆえなのか、あるいはふたりの呼吸かなにかがぴったりと同調したのか、奇妙な、しかし確信に満ちた兄との一体感というか合一感に襲われた。今、ふたりは同じことを考えている。考えていることが同じなのではなくて、ふたりが一緒に、ふたりがかりでひとつのことを考えている。誰にそんなことを聞いたことがあるわけではなかったけれども、血のつながった兄妹というのはきっとどこもこういう瞬間があるものなのだ、とこの時知花は思った。
滝口 悠生 / 死んでいない者 amazon
(十和子を見つめる黒崎の目)黒崎のあの、十和子を突き抜けて遠い焦点を結ぶ高貴な獣のような目。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
互に隙 でも窺 うのか、暫くは睨合いの体 でした
芥川龍之介 / 杜子春
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噛みつくように、病父が怒鳴った。
徳永 直 / 太陽のない街 amazon
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文学趣味のある女秘書のような目で観察する
後藤 明生 / 関係 amazon
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