白く翻る波 | 波の表現・描写・類語｜小説の言葉集

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白く翻る波

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単語の意味

翻す（ひるがえす）

翻す・・・１．さっとひっくり返す。軽やかなに裏返しにする。
２．態度を急に変える。
３．風が旗などをひらひら揺らす。なびかせる。

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波の表現・描写・類語（水面・水中・水辺のカテゴリ）の一覧ランダム５

沖から寄せるうねりの長い弓なりの線

直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録　amazon

泡のような白波が立つ

泡立つ激浪が、じゃま物へでも食ってかかるように舷側へぶつかってくる

山手樹一郎 / 海の恋　amazon

波の山は、いきなり、獲物に襲いかかる猛獣のように思いきり背延びをした。と思うと、波頭は吹きつける風にそりを打って鞺（どう）とくずれこんだ。

有島武郎 / 生まれいずる悩み関連カテ波時化・海が荒れる、波立つ

波の加減で噴水のようにしぶきをあげる流水

加賀乙彦 / 海霧　amazon

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「水面・水中・水辺」カテゴリからランダム５

谷底の激しい水音は川上の執拗な増水の名残をとどめて荒れ狂ったもの

大江健三郎 / 芽むしり仔撃ち　amazon

微かなせせらぎの音

緑色の縞が幾重にも走った濃い群青の水面

水のかれた川は、細いながらも、焼（や）き太刀（だち）のように、日を反射して、絶えてはつづく葉柳（はやなぎ）と家々との間に、かすかなせせらぎの音を立てている。

芥川龍之介 / 偸盗

飴（あめ）のようにとろりとしている春の湖

岡本かの子 / 金魚撩乱

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