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なんの飾りもない、修道院の内部のような裸な室内がかえってすがすがしく見えた。
有島武郎 / 或る女(後編) ページ位置:82% 作品を確認(青空文庫)
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生活感のない、モノの(少)ない部屋
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前後の文章を含んだ引用
......…こうなると倉地さえが縁もゆかりもないもののように遠く考えられ出した。葉子はすべてのもののむなしさにあきれたような目をあげて今さららしく部屋へやの中をながめ回した。なんの飾りもない、修道院の内部のような裸な室内がかえってすがすがしく見えた。岡の残した貞世のまくらもとの花束だけが、そしておそらくは(自分では見えないけれども)これほどの忙しさの間にも自分を粉飾するのを忘れずにいる葉子自身がいかにも浮薄なた......
単語の意味
清清しい・清々しい(すがすがしい)
清清しい・清々しい・・・1.爽やかで気持ちがいい。さっぱりしている。
2.ためらいがない。思い切りがいい。
3.物事が滞りなく進む。
同じ漢字を重ねることで、語調を整えて意味を強めた表現。
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ベランダに出る。急激な温度差に身体じゅうの毛穴が収縮する。
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon関連カテ庭・縁側・ベランダ寒い・冷気・凍える
カーテンは黄色で、西日によく映えた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
屋根だけの物置き場があって
阿刀田 高 / 裏側「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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