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鳥のさえずり(鳴き声)の表現・描写・類語(鳥類のカテゴリ)の一覧 ランダム5
近所の木立からまるでねじでも巻くようなギイイイッという規則的な鳥の声が聞こえた。我々はその鳥を「ねじまき鳥」と呼んでいた。妻がそう名づけたのだ。本当の名前は知らない。どんな姿をしているのかも知らない。でもそれに関係なく ねじまき鳥 は毎日その近所の木立にやってきて、我々の属する静かな世界のねじを巻いた。
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
小鳥たちの声が新しい風、新しい雪のようにおそう
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
山鳩 がベエトヴェンの交響曲の主題を二小節鳴いた。
昇平, 大岡「野火(のび) (新潮文庫)」に収録 amazon
木製の鳩笛を吹くような、頼りのない変な鳥が、脅 かすように、男女 の頭の上で啼いた。
吉川英治 / 銀河まつり
スズメのさえずりをもっと金属的にしたようなナキウサギの声
本多 勝一 / きたぐにの動物たち amazon
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(ヒバリの)啼声(なきごえ)ばかり花弁のように降ってきた。
獅子 文六 / 胡椒息子 (1953年) amazon
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