TOP > 人物表現 > 性格・態度 > 軽く見られる・舐められる人
守ってあげたくなる保護欲は存分にかきたてられるし、おとなしいから邪魔にはならないが、ずっといっしょにいるとみじめな気分になるオーラが出ている。
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 ページ位置:38% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
儚げな人
軽く見られる・舐められる人
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......く、鼻はめりこんでいると言ってもいいくらい低く、小さくて丸い鼻の穴が下のほうについている。鼻のせいか黙ってうつむいていると、しょんぼりして不満ありげに見える。 守ってあげたくなる保護欲は存分にかきたてられるし、おとなしいから邪魔にはならないが、ずっといっしょにいるとみじめな気分になるオーラが出ている。 それとも私は、嫉妬のあまり点数を辛くしているのだろうか。自分が客観的に彼女を眺めているのか、主観で決めつけているのかどうかが分からない。 この家から、出て行っ......
ここに意味を表示
儚げな人の表現・描写・類語(人の印象のカテゴリ)の一覧 ランダム5
このひとの中にはたしかに大きな苦しみがあるのだ。そしてその苦しみがこの小さな女を圧倒しおしつぶそうとしているのだ。
野間 宏 / 顔の中の赤い月「暗い絵・顔の中の赤い月 (講談社文芸文庫)」に収録 amazon
いつも消えそうに歩いてく。もう会えないかも、といつも思う。
吉本 ばなな「N・P (角川文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
軽く見られる・舐められる人の表現・描写・類語(性格・態度のカテゴリ)の一覧 ランダム5
心のなかに噴きあげるような侮辱を感じて
林 芙美子 / 浮雲 amazon
このカテゴリを全部見る
「性格・態度」カテゴリからランダム5
彼にはかなり狡い性格があり、その狡さもこの男の弱さから生れている
遠藤周作「沈黙(新潮文庫)」に収録 amazon
(周りの見ず知らずの人々に嫌悪を感じる)こんなことを一々気にしていては窮屈で仕方がありません。
梶井基次郎 / 橡の花
あまり云われるので断れなくなった。
宮本百合子 / 伸子
「人の印象」カテゴリからランダム5
青い顔で、罪人のようにうなだれる
源氏 鶏太 / 家庭の事情 (1963年) amazon
同じカテゴリの表現一覧
性格・態度 の表現の一覧
人の印象 の表現の一覧
人物表現 大カテゴリ