砂漠・砂丘の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
(タクラマカン砂漠)あそこの砂はパウダー状で軽くて実体がなくて、それがもう四方八方見渡す限りどこまでも広がってる。自分の身体なんてあっという間に砂に同化して風に飛ばされてしまいそうな気がするんだ。あの砂漠では誰でも死について考えてしまう。というより、皮膚がひりひりするくらいに直接死を感じてしまうんだ。絶対零度の孤独って吐き気にちょっと似てるよね――
沼田 まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
砂漠から吹きつける砂嵐は、あたりにもうもうと立ちこめ、二重窓のすき間からも砂が入ってくる
石井 好子「東京の空の下オムレツのにおいは流れる (河出文庫)」に収録 amazon
動くものの影とてない荒涼たる砂の海
光瀬 龍 / 百億の昼と千億の夜 amazon
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あらゆる音がジンタのように聞えて来る。
林芙美子 / 新版 放浪記
斜面に鳥の群れのようにとまっている家々
大江 健三郎 / 芽むしり仔撃ち amazon
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