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いがみ合っていた相手からのパスでゴールを決めてしまったような気恥ずかしさと妙な誇らしさを感じながら
新海 誠「小説 君の名は。 (角川文庫)」に収録 ページ位置:34% 作品を確認(amazon)
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恥ずかしい
自信がある・自信を深める
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前後の文章を含んだ引用
......たたちの半分やからな」 ──三葉の、半分。 俺は手の中の瓶を見る。あいつが米を嚙んで作ったという口嚙み酒。この体と米がムスビついて出来た酒。それを俺が奉納する。いがみ合っていた相手からのパスでゴールを決めてしまったような気恥ずかしさと妙な誇らしさを感じながら、俺は大樹に向かって歩いていった。 本物のひぐらしの鳴き声を、もしかして俺は初めて聞いたかもしれない。 なぜこれがひぐらしだと分かるのかと言えば、夕方の効果音と......
単語の意味
妙(みょう)
気恥ずかしい(きはずかしい)
啀み合う(いがみあう)
妙・・・とてもいい。非常に優れている。または、不思議、奇妙なこと(さま)。
気恥ずかしい・・・なんか恥ずかしい。ちょっと恥ずかしい。決まりが悪い。
啀み合う・・・互いに憎みあって、激しく争いあう。
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身体の中で全神経が酢を浴びたような気持がした。
岡本かの子 / 母子叙情
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彼の胸に凱歌のような明るい光がみちている
椎名 麟三 / 永遠なる序章 amazon
(確信)洋子はこの時、三年前に放たれ、なぜか行方知れずとなっていた真実の矢に、唐突に 射貫かれたかのように、確信を以て、早苗に問い質した。
平野 啓一郎「マチネの終わりに (文春文庫)」に収録 amazon
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顔中から一面に湯気が湧き出すような気がして
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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私はあたりにまだ光があったときとはまったく異った感情で私自身を艤装 していた。
梶井基次郎 / 冬の蠅
手の内のカードを全部さらすのは牛河のやり方ではない。小さな数の札はちらりと見せてもいい。しかし大きな数のカードはしっかり伏せておく。そして何ごとにも保険というものが必要になる。
村上 春樹 / 1q84「1Q84 BOOK 3」に収録 amazon
海の真中へ乗り出してしまったような茫然とした気持
林 芙美子 / 泣虫小僧 amazon
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