白粉の匂いが周吉の鼻に新しい蚊帳のように匂った。
林 芙美子 / 牡蠣「風琴と魚の町/清貧の書 (新潮文庫 は 1-4)」に収録 作品を確認(amazon)
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化粧・白粉をした顔
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単語の意味
白粉(おしろい)
白粉・・・化粧品のひとつで、顔につけたり塗ったりする白い粉。また、それを練り合わせたもの。肌を色白に美しく見せる目的で使う。粉白粉・水白粉・練り白粉・紙白粉・固形白粉などがある。「しろい」は、「白い物」を意味する。
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歌舞伎の隈取りのような厚化粧
野崎 幸助「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男 (講談社+α文庫)」に収録 amazon
目の縁 に憂いの雲をかけたような薄紫の暈
有島武郎 / 或る女
有島武郎 / 或る女
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自然光の下ではさらにムラ、くっきり入った法令線の溝に溜まったファンデーションや、全体的な皺
川上 未映子「乳と卵(らん) (文春文庫)」に収録 amazon
(ある河童の)嘴の反 り上がった、一癖 あるらしい顔
芥川龍之介 / 河童
人間製造に厭(あ)き厭きした造物主が居眠りしながら附けたような目鼻
川端 康成 / 掌の小説 amazon
「化粧」カテゴリからランダム5
唇を毒々しくルウジュで塗った女達
林芙美子 / 新版 放浪記
どこかしら官能的な幻想をかきたてる香り
小池真理子「愛するということ (幻冬舎文庫)」に収録 amazon
剝げかけたブラウンゴールドのマニキュア
綿矢 りさ / かわいそうだね?「かわいそうだね? (文春文庫)」に収録 amazon
五色の野獣派の化粧をして
岡本かの子 / 巴里祭
夢野久作 / ドグラ・マグラ
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