重い・軽いの表現・描写・類語(感触のカテゴリ)の一覧 ランダム5
羽より軽い者は塵 である。塵より軽いものは風である。風より軽い者は女である。女より軽いものは無 である。
夏目漱石 / 吾輩は猫である
「重さってなんであるんですか」「見えないヒッグス粒子というのがあって、プールの中を歩く時の水のようにまとわりつき、物が動きづらくなるのが重さ」
NHKラジオ第1 / 夏休み子ども科学電話相談 2018
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「感触」カテゴリからランダム5
(プラスチック製の丼だったので思ったより軽い)こういう店では、よもやプラスチックの丼を使っているとは誰も思わない。 カツ丼が到着する。 当人も、体の関係諸器官も、丼=瀬戸物、と信じきっている。 丼+ゴハン+トンカツ=総重量、という計算が速やかに、当人および関係諸器官の間で行われ、「大体このぐらい」という結論が出て、当人もすっかりその気になって丼をひょいと持ちあげる。 すると、それが予想と全く違って急速に持ちあがってしまう。 あの瞬間の空しさ、寂しさはいうにいわれぬものがある。 裏切られた、という思い、おとしめられた、という思い、情けないという思いなどでしばし呆然となる。 胸にポッカリ空洞があいたような空しい気持ちになり、これも時代だ、などの諦観も湧き、空しい気持ちになる。
東海林 さだお「タコの丸かじり」に収録 amazon
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