二階の窓からは、幕を張ったように、大きい桜島が見え、桜島は雨で紫色に煙っていた。
林 芙美子 / 浮雲 作品を確認(amazon)
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島
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単語の意味
煙る・烟る(けむる・けぶる)
紫(むらさき)
煙る・烟る・・・霧やかすみなどで辺りがぼやける。白煙や色のある煙がもくもくと出て、辺り一面に広がる様子。
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島の表現・描写・類語(地上・陸地のカテゴリ)の一覧 ランダム5
難破船のような黒い島が波にもまれる
加賀 乙彦 / 海霧 amazon
庭に取り入れていいような松の生えた手頃な小さい島
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
黒ぐろと樹木をコンモリ茂らせたその島は、まるで童話の絵本でも見るような、ある典型的な眺め
安岡 章太郎 / 海辺の光景 amazon
間もなく、中の海の大根島にも陽が当り、それが赤鱏を伏せたように平たく、大きく見えた。
直哉, 志賀「暗夜行路 (新潮文庫)」に収録 amazon
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「地上・陸地」カテゴリからランダム5
淼々(びょうびょう)たる海原のよう(な平原)
火野 葦平 / 麦と兵隊「土と兵隊・麦と兵隊 (新潮文庫)」に収録 amazon
(原野)海みたいな武蔵野
吉川英治 / 野槌の百
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