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睡眠不足で変にゾーゾーする体
宮本百合子 / 伸子 ページ位置:13% 作品を確認(青空文庫)
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眠たい・眠気
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前後の文章を含んだ引用
......授から葉書が来た。十五日も前に、英文学と社会学を聴講する届をしたきり父の病気で放ってあった。それらの細目について話したいから来いと云う通知なのであった。 伸子は睡眠不足で変にゾーゾーする体を外套に包み、珈琲に玉子を食べたきりで出かけた。出勤時刻で、地下電車のステイションには新聞と鞄を抱えた男女が群れている。伸子は丁度来合せた急行に乗り込んだ。ホテ......
単語の意味
体(からだ)
体・・・頭・胴・手足など、肉体全体をまとめていう言葉。頭からつま先までの肉体の全部。身体。体躯。五体。健康。体力。
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眠たい・眠気の表現・描写・類語(睡眠・眠る・寝るのカテゴリ)の一覧 ランダム5
この何日かの疲れが巨大な波のように突然彼に押し寄せてきた。そして血液の中を生ぬるいかたまりがゆっくりと巡った。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
釘抜きで挟まれたように眠くなった。
石坂 洋次郎 / 石中先生行状記 amazon
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「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム5
そんな話をしばらくしているうちに、少しずつやりとりが間遠になり、やがて傍らから小さな寝息が聞こえてきた。城戸は、暗がりの中で急速にそれが深まって行くのを待ってから、布団を掛け直し、そっと子供部屋をあとにした。
平野啓一郎「ある男」に収録 amazon
まだ意識がぐるぐるかけまわっていたが、肉体のほうからずどん、という感じで眠りが落ちてきた。
吉本 ばなな「アムリタ(下) (新潮文庫)」に収録 amazon
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私は大かた半日同じ姿勢で為すことなく暮した。
岡本かの子 / 河明り
暗い隅に頭を突っ込んで眠ってしまいたい。
宮本百合子 / 伸子
同じ一日の同じ繰り返しだった。どこかに折り返しでもつけておかなければ間違えてしまいそうなほどの一日だ。
村上 春樹「1973年のピンボール (講談社文庫)」に収録 amazon
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