日本語表現インフォ：ピンとくる言葉や描写が見つかる辞典

TOP > 人物表現 > 睡眠・眠る・寝る > 眠たい・眠気

TOP > 感情表現 > 退屈

頭も目も冴えていてちっとも眠くない

この表現が分類されたカテゴリ

眠たい・眠気

しおりに登録する

前後の文章を含んだ引用

no data

単語の意味

冴える・冱える（さえる）

冴える・冱える・・・１．光や色、音などに濁りがなくて鮮明に感じられる。
２．寒さが厳しくて身が引き締まる感じである。
３．目や頭、体などの感覚がはっきりして調子がいい感じがする。

ここに意味を表示

眠たい・眠気の表現・描写・類語（睡眠・眠る・寝るのカテゴリ）の一覧ランダム５

眠気が襲ってくる。波のように次々とやってきた。

伊坂幸太郎「陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)」に収録　amazon

谷底へ転がり落ちていくような眠気

いまに机に俯うつぶして眠ってしまう

阿刀田高 / 縄 ──編集者への手紙──「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録　amazon

頭も目も冴えていてちっとも眠くない

あれ、と思った時にはアスファルトに座り込んでいた。頭がぐんと重くなり、顔の筋肉が弛んだ。瞼が閉じてくる。夜空の藍色と杉林の黒が混じり、車道の無機質な灰色と合わさったかと思うと頭がその色で染まる。

伊坂幸太郎 / グラスホッパー　amazon

このカテゴリを全部見る

「睡眠・眠る・寝る」カテゴリからランダム５

ベッドに潜り込んだ。眠りはすぐに訪れたし、それは最近にはなく深いものだった。

彼女の眠いうっとりした耳に、入混った汽笛が届いた。

宮本百合子 / 伸子

（いびきのようなうめき声）鼾いびきはしばらく続くとすぐ途切れ、高くなり低くなり、調子の悪い笛のように聞えた。

遠藤周作「沈黙（新潮文庫）」に収録　amazon関連カテうなる・うめくイビキ・寝息

毛布を鼻の下まで引き上げた。

阿刀田高 / 捩れた夜「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録　amazon

（坑夫の昼休み）自分達が掘りかえした石炭土の上にゴロリと横になると、バクバクまるで金魚のように空気を吸ってよく眠った。まるでゴリラの群のようだった。

林芙美子 / 新版　放浪記関連カテ体を横たえる坑夫

「退屈」カテゴリからランダム５

とろんと眠気がさしてくる。

沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)」に収録　amazon

ベッドに入って本を数ページ読み、そして眠る。活字を目で追っているうちに自然に眠気がやってくる。

関連カテ本を読む・読書眠たい・眠気

数秒が経ち、数分が経ったようにも感じる。

重苦しい嘔吐のような気分

関連カテだるい・気分が重い・倦怠感苦しむ

本のページを開いたが、十分試みてからあきらめて本をポケットに戻した。頭には何も入らなかった。僕の頭の中には十二滝町の羊たちがいて、僕がそこに送り込む活字をかたかたと音を立てながらかたっぱしから食べていった。

村上春樹「羊をめぐる冒険」に収録　amazon

同じカテゴリの表現一覧

睡眠・眠る・寝るの表現の一覧　

退屈の表現の一覧　

退屈の感覚、精神的な反応

退屈の表情、リアクション

その他の退屈の表現

人物表現大カテゴリ

表現の大区分