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(伊達メガネ)透明のプラスチックで視界を覆っているだけで、顔が隠れているようで、安心した。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 ページ位置:62% 作品を確認(amazon)
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みにくい顔
眼鏡(めがね)・サングラス
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前後の文章を含んだ引用
......。 少し歩いて振り向くと、熱心に雑誌の中身を見ている信子ちゃんがいた。その目は、今までにないくらい濡れて光っていた。 翌日、私は黒縁の眼鏡をかけて学校へ行った。透明のプラスチックで視界を覆っているだけで、顔が隠れているようで、安心した。「結佳ちゃん、目、悪かったっけ?」 佳代子ちゃんに聞かれて、「うん、少しだけ」と答えた。 ちらりと信子ちゃんを見ると、あのあとダイエーのどこかで買ったのか、頭に......
単語の意味
伊達(だて)
伊達・・・1.派手や服装や行動をして、わざと人目を引こうとすること。また、そのさま。
2.内容を充実させることは気にかけず、外見だけを飾ること。見栄を張ること。また、そのさま。
2.内容を充実させることは気にかけず、外見だけを飾ること。見栄を張ること。また、そのさま。
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笑われて冗談にされるような愛嬌のある不恰好さではなく、「はい〇点」と素通りされてしまうタイプの薄暗い醜さだった。
村田 沙耶香「しろいろの街の、その骨の体温の」に収録 amazon
恋というものを生来知らぬげな四十五六の醜い容貌
有島武郎 / 或る女
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眼鏡(めがね)・サングラスの表現・描写・類語(外の設備・工作物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
飴色 の縁の濃いサングラス
村上春樹 / ねじまき鳥と火曜日の女たち「パン屋再襲撃 (文春文庫)」に収録 amazon
男というのは顔の幅があるものなのか、借りた眼鏡は、下を向くとずり落ちそうになった。
向田邦子 / 男眉「思い出トランプ(新潮文庫)」に収録 amazon
銀縁メガネのブリッジを中指で押さえたまま、殿村は頭を下げた。
池井戸潤「下町ロケット (小学館文庫)」に収録 amazon
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(マンションのゴミ捨て場)マンションの中にいた時は健やかに息づいていた物も、ポリ袋に包まれてここに落とされた途端、光を失い音楽を失い、淋しくて死ぬ。無機質なコンクリートの厚い壁が、マンションに溢れている自然の爽やかな空気を全て遮断してしまうのだ。
綿矢りさ / インストール
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