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午後の光が徐々に薄らぎ、夕暮れの気配があたりに漂った。最後の日差しが部屋の中を、無音のうちにこっそり移ろっていった。
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夕方
室内に差し込む光
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単語の意味
薄ら(うすら)
日差し・陽射し(ひざし)
無音(むおん・ぶいん)
薄ら・・・ほんの少し。かすか。
日差し・陽射し・・・大陽の光。日光。太陽が照りつけること。
無音・・・1.(「むおん」と読んで)音がしないこと。また、音が一切聞こえないこと。
2.(「ぶいん」と読んで)挨拶するのが適切であるのに、挨拶のないこと。また、しばらく便りをしないこと。音信が途絶えること。(ご)無沙汰(ぶさた)。
2.(「ぶいん」と読んで)挨拶するのが適切であるのに、挨拶のないこと。また、しばらく便りをしないこと。音信が途絶えること。(ご)無沙汰(ぶさた)。
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夕方の表現・描写・類語(時間帯(朝・昼・夜)のカテゴリ)の一覧 ランダム5
部屋の中の家具に塗ってあるニスが濡れ色になって来て、銀色の金具は冷たく曇った。もうたそがれだ。
岡本かの子 / 巴里祭
午後の空はいく分夕べのかげりを帯びていたが、やはり無気味なほど蒼かった。
阿刀田 高 / 蒼空「ナポレオン狂 (講談社文庫)」に収録 amazon
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室内に差し込む光の表現・描写・類語(室内のようすのカテゴリ)の一覧 ランダム5
渡り廊下に射す光の加減で、日が空の高いところへ昇ろうとしているのが分かるが、日差しはどうしても店の奥にまでは届いてこない。
小川 洋子 / 亡き王女のための刺繡「口笛の上手な白雪姫」に収録 amazon
窓から射す光線が薄いので、湯槽の中は昏れかけたように暗い。
松本 清張 / 真贋の森「松本清張ジャンル別作品集(3) 美術ミステリ (双葉文庫)」に収録 amazon
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「時間帯(朝・昼・夜)」カテゴリからランダム5
時計の音が深夜の台所に響いている。
山田詠美「新装版 ハーレムワールド (講談社文庫)」に収録 amazon
「室内のようす」カテゴリからランダム5
キッチンのライトをぱちんと跳ね返す銀のボウルは、半分に割られた知らない惑星のように見える。
朝井 リョウ「武道館 (文春文庫)」に収録 amazon
秋の正午に近い光りが、室 中一パイに籠 った葉巻の煙を青白く透かして、色々な品物の一つ一つにハッキリした反射を作っている
夢野久作 / ドグラ・マグラ
「晴れ・曇り」カテゴリからランダム5
家の軒端からのぼる朝の煙が、光を透して紫の羅(うすもの)のように柿の枝にまつわった。
佐藤 春夫 / 田園の憂鬱 amazon
(夜霧)霧がたっぷりと月光を含み、羽二重のようにほの白く光っている
山手 樹一郎 / 山手樹一郎作品集〈第6巻〉久楽屋の娘 amazon
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