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(蝙蝠の日傘は)柄がひどく長くて、張ってある切れが割合に小さい。《…略…》ずんぐりむっくりしたお常が持ってみると、極端にいえば、物干竿のさきへおむつを引っかけて持ったようである。
森 鴎外 / 雁 作品を確認(amazon)
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単語の意味
ずんぐりむっくり
蝙蝠(こうもり)
ずんぐりむっくり・・・「ずんぐり」は、背が低くていっそう太って見えるさま。太くて短いさま。「むっくり」は強調した表現。
蝙蝠・・・1.翼手目(よくしゅもく)の哺乳動物の総称。小型で顔はネズミに似ている。昼間は暗いところでぶら下がって休み、暗くなると前足を羽のように広げて飛び、虫を捕らえて食う。中には血を吸う者も。蝠の字が福に通じることから中国では縁起物とされる。

2.情勢の変化を見てその時々の優勢な側に味方する者をののしっていう言葉。(鳥に似ていて鳥にあらず、獣に似ていて獣にあらずというところから)
3.「こうもりがさ」の略。西洋風の雨傘。洋傘。
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先を行く人の日傘がくるくると廻った。
中島 京子「小さいおうち (文春文庫)」に収録 amazon
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長い竹竿が、小皿の上に箸を置いた感じに転がっていた。
林 芙美子 / 松葉牡丹「林芙美子傑作集 (1951年) (新潮文庫〈第201〉)」に収録 amazon
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