TOP > 風景表現 > 地上の動物 > 蛇(へび)


カテゴリ検索 単語の意味
七尾の右手が、右腕が異様に腫れ上がっていたからだ。腕を走る脈が肥大し、立体的な管となり、奇怪な模様となっている。 そう見えた。が、違う。 蛇が絡み付いていたのだ。
伊坂 幸太郎 / マリアビートル ページ位置:90% 作品を確認(amazon)
この表現が分類されたカテゴリ
蛇(へび)
しおりに登録する
前後の文章を含んだ引用
......まりに予想外のことにその場でびくっと飛び上がり、横へ跳ねそうになった。 前に座る男も目を大きく開き、銃を持ったまま、硬直していた。女も口をあんぐり開けている。 七尾の右手が、右腕が異様に腫れ上がっていたからだ。腕を走る脈が肥大し、立体的な管となり、奇怪な模様となっている。 そう見えた。が、違う。 蛇が絡み付いていたのだ。「何で蛇が」とぼそりと言ったのは銃を持った男だった。はじめはぼんやりと呟き、その後で噴き出した。「何でこんなところに蛇がいるんだ」「あらあ」女が呆気に取られてい......
単語の意味
異様(いよう)
右腕(うわん・みぎうで)
右手(みぎて)
蛇(へび)
異様・・・様子が普通とは変わっているさま。他とあまりに違っていて、変に思われるさま。
右腕・・・1.(「うわん」「みぎうで」と読んで)右の腕(うで)。 ⇔ 左腕(さわん・ひだりうで)。
2.(みぎうでと読んで)もっとも有能で信頼できる部下。一番信頼している側近。右腕は大部分の人にとって利き腕であるので、「二つを比べてすぐれている方(=最も有能)」を意味する。
右手・・・1.右の手。 ⇔ 左手(ひだりて)。
2.右の方向。右側。
・・・ひょろ長い筒状で足がないという独特の姿の爬虫類の総称。鱗(うろこ)でおおわれた体をくねらせて進む。先が二分した長い舌を持つ。脱皮を繰り返し、毒を持つものも多い。不吉なもの、執念深いものとして嫌悪の対象となる場合が多いが、一方で、神やその使いとして信仰する場合もある。
ここに意味を表示
蛇(へび)の表現・描写・類語(地上の動物のカテゴリ)の一覧 ランダム5
頭だけが錐(きり)のように鋭く尖っている豪州産の蛇
井上 靖 / 猟銃「猟銃・闘牛 (新潮文庫)」に収録 amazon
このカテゴリを全部見る
「地上の動物」カテゴリからランダム5
えたける犬の群れ
芥川龍之介 / 偸盗
カテゴリ検索 単語の意味
同じカテゴリの表現一覧
地上の動物 の表現の一覧 
風景表現 大カテゴリ
表現の大区分