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漁夫ががまのようにおおいかぶさった。
小林多喜二 / 蟹工船 ページ位置:38% 作品を確認(青空文庫)
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おおう、おおいかぶさる
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前後の文章を含んだ引用
......―その瞬間だった。柔かい靄の中に、雑夫の二本の足がローソクのように浮かんだ。下半分が、すっかり裸になってしまっている。それから雑夫はそのまましゃがんだ。と、その上に、漁夫ががまのようにおおいかぶさった。それだけが「眼の前」で、短かい――グッと咽喉のどにつかえる瞬間に行われた。見ていた漁夫は、思わず眼をそらした。酔わされたような、ぐられたような興奮をワクワクと感じ......
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蟇(ひき・がま・かま)
・・・カエルの一種、ヒキガエルの別名。いぼのたくさんある大型のカエル。体は肥大し、手足は短い。背中は黄褐色または黒褐色、腹は灰白色で、黒色の雲状紋が多い。耳腺(じせん)から毒は、漢方に用いられることも。暗くなると、のっそりと活動を始める。冬眠をして冬を越す。
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